2000年2月記

ロタに新しいレック(沈船)ポイントが出来て一年が過ぎました。その名はスネークアイズエクス
プレスとセブンスクリュー。これらの船は中国からグアムへの密入国船で、用途の無かったこの船
をグアム政府より一隻$1、計$2で買い受けました。そして、新たなダイビングのロケーション
にすべく1999年2月にロタ島の南東、水深30mの海底に沈められたのです。

それから一年が経ち、今ではカッポレやヨスジフエダイ、ノコギリダイ、たくさんの魚たちの棲み
家として第2の道を歩き出しています。

現在、多少の藻やサビは付着しているものの、船体は、ほぼ沈められた時のままを維持しており、
その姿を見ていると、まるで海の中は時間がゆっくりと流れているのではないか、あるいは止まっ
ているのではないか、そんな気にさせられます。

ご存知のとおり、世界には様々な沈船のポイントがあります。それは、戦艦、タンカーや漁船など、
大きいもの小さいもの、新しいもの古いもの、壊れているものそうでないもの、多種多様です。

ロタでいうなら他に松運丸という船が沈んでいます。これは、第二次世界大戦中に沈められた輸送
船で、全長100mを超す大きなものですが、爆破され50年以上が過ぎ、原形のままではありま
せん。

スネークアイやセブンスクリューは全長40mと、松運丸ほどではありませんが、いまだ原形を留
めており、1回のダイビングで隅々まで探索することが可能です。

操舵室やキッチン、トイレ、階段を上がって船首に立てば、気分はもうタイタニック!?です。

先の松運丸からは、壮大な歴史のロマンのようなものを感じ取れますが、密入国船だったという、
これらの二隻の船からは冒険者たちの夢や希望、悲哀、そしてたくさんの有り余る情熱を感じ取るこ
とが出来るでしょう。

ロタの海の楽しみ方は、決してロタホールや透明度の良さだけではありません。たくさんの楽しみ方
があります。ぜひ、ご自分の目で確かめに来て下さい。

一緒に、探索に出かけましょう!!